雪に埋もれる長い冬。
人々は囲炉裏や炬燵に集い、お茶をすすり、酒を酌み交わし、つまみを愛で、ひたすら「春」をまちました。
魚住のかまぼこは、厳しいながらも「彩り豊かな四季」、「温かな人情」、「極上の素材」、「卓越した技術」に磨かれ、日本屈指の味と食感に育ったのは、必然だったのです。
まさに、『美食かまぼこ』と言えます。
今では、新潟県内において、ただ一軒だけとなってしまった、石臼のみでねり上げる「完全石臼ねり」の特徴は、時間をかけ、丁寧にねり上げること。 余分な摩擦熱を生まず、「理想的なねり上げ」になります。
多くの工場が、大量生産・自動生産可能な「カッター」という便利な機械を導入する中で、魚住は、ただひたすら、うまさと品質を追い求め続けています。
まさに、魚住は『宝物』のような存在となっています。
かまぼこは、動物性たんぱく質のかたまりです。育ち盛りの子どもや、たんぱく質が不足しがちなお年寄りには、必須の食品と言えます。しかも、魚住の「美食かまぼこ」は、その名のとおり、格別なうまさです。
おいしい物を食べることの幸福感と満足感。口福は、幸福へつながります。
まさに、「幸福は、口福から」と言えます。